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10:30にターミナル内のパンスターフェリーのカウンターへ行きます。すべてはここから始まるのですが…、荒天などで釜山(プサン)からの便がまだ到着していない場合、ここのカウンターもまだ開いていないことがあります。そんなときは・・・、ぼーっとしてましょう。
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| ▲大阪ターミナル内のパンスターフェリーカウンター。 |
カウンターが開いていたら、今日車で搭乗する旨を伝えます。車で韓国に行く人はほとんどいないので、すぐに、ああ「○○さんですね」となり、パンスターフェリーの受付担当の方や通関代行の業者さんがいろいろと教えてくれますので、そのとおりに動けばOKです。
あらかじめファイルにまとめておいた必要書類関連を最初に預けて、書類審査は書類審査で通してもらいます。そしてその間に車を駐車場から保税区域へ運転して移動します。
保税区域とは、ターミナルの内部の、乗船まで車を一時的に止めておくところです。人でたとえれば、パスポートにスタンプを押してもらったあとのターミナル内みたいなところで、ここに入った車は正式な手続きなしには、外に出ることができません。
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| ▲車をターミナル内の保税区域へ。横に見えるフェリーは、韓国行…ではなく、中国行きの蘇州號。 |
そして、ここで車の鍵も預けてしまいます。ですからフェリー内に持ち込みたい手荷物はここで車からだしておかなければなりません。貴重品は肌身離さないのは当然として、それ以外のスーツケースなどはパンスターフェリーのカウンターで乗船まで一時的に預かってくれますので、預けておきましょう。
この段階ではまだ午前中ですから夕方の出航まで時間があります。そんな長時間荷物を持ってうろうろするのは大変なので、預かってもらうのが正解です。パンスターフェリーのスタッフに預かって欲しい旨、伝えましょう。
このあとしばらくすると、書類審査がおわり、そして車の審査も終わります。車の審査には、税関職員が立ち会う場合もありますが、だいたい遅くともお昼前には終わるでしょう。そうすれば、車の出国手続きは完了です。
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| ▲ターミナルからも見える、ひときわ高い建物、WTCコスモタワーで食事や買い物ができる、歩いて15分くらい。 |
手続き完了の時点で書類をもらった場合は、詳細は気にせず「書類ファイル」にまとめて入れておきましょう。何度も言いますが、書類関係はひとまとめにしてその都度ファイルごと提出すればOKです。車の手続きが全て完了すれば、あとは「人」の乗船手続きだけです。これは一般の乗客の方と同様、13:00〜14:50までの受付となりますので、それまで少し時間が空くはずです。
ここであらかじめ用意していれば食事をとってもいいです。ターミナル内には、インスタントラーメンの自動販売機しかない(!)ので、ちょっと歩いてご飯を食べに行く手もあります。また、時間が合えばターミナルからコスモスクエア駅まで、無料のシャトルバスが出ていますので、それを利用してご飯を食べてくることもできます。
あとは…、時間つぶしということであれば、ターミナル内を探検してみましょう(^^;。実は3Fは展望台になっていて、ターミナルの様子や大阪港、それにこれから乗るパンスタードリーム号をベストアングルで眺めることができます。さすが20000トン(国際)をこえるだけあって相当に大きなフェリーだなぁ、ということが実感できます。
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| ▲乗船口は結構高い位置、タラップを上っていく。荷物が多いと大変かも。 |
さて、14:50までにカウンターへ戻り乗船手続きを行えば、晴れて乗船チケットを手に入れることができます。あとは、預かってもらっていた手荷物を引き取り、出国ゲートから税関を通って、乗船するだけです!
といっても出国審査口から直接フェリーまでの通路はなく、なんと一旦外に出て、専用のバスでフェリー乗り口まで移動、そしてそこには専用のタラップが用意され、階段を上がってフェリーに乗船するという、まるで空港のような感じです。この間、車は保税区域においたままですが、気にしないでOK。フェリー乗船ゲートまでパンスターフェリースタッフの方が運んでくれます。
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| ▲フェリー内のインフォメーション。乗船から下船までいろいろとお世話になる。 |
無事パスポートにスタンプをもらって乗船したら、まずはインフォメーションへ行き、チケットを提示します。そうすると部屋の鍵をくれますので、それをもって部屋へ移動、荷物を置いてしばし待機します。
そうすると、放送や電話で「車でお越しの方はインフォメーションまで」と呼び出しがかかります。そしたら、船内中央のインフォメーションカウンターへ行きましょう。
ここに行くと積載のスタッフが待っています。この方と一緒に、船外たもとの車のところへ一緒に行くのですが、積載スタッフの方は残念ながら日本語はほとんど通じません。しかし、インフォメーションの方は日本語も堪能なので、なにか聞きたいことがあれば、この人経由で聞いておきましょう。
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| ▲いよいよ、国際カーフェリーに車を載せる! |
そうして積載スタッフの方と車のところへ行くわけですが、車は船外のたもとに止めてありますので、そこまで専用エレベータをつかって一気に下りて行きます。フェリーの中にエレベータもあるんですね。しかし、これは一般の乗客は乗ることができない、スタッフと車持ち込みのお客さん専用のエレベータです。
エレベータで下に下りたら、カーデッキを歩いて乗船ゲートから一旦外に出ます。そこにマイカーが止まっていますので、自分で運転してフェリーに乗せてもいいですし、任せてやってもらってもOKです。キーは車にささっています。
ここはひとつ自分で運転してみてもいいのでは?国際フェリーにマイカーを載せる!なかなかできない体験です。
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| ▲タイヤ止めやロープで車をシッカリ固定してくれる。 |
この時点でフェリー内には貨物やトラックがいっぱい。つまり乗用車は一番最後に積載することになっているようです。そんなわけで、貨物の積み込み量が多い場合などは、それに時間がかかって船内でお呼びがかかるのが遅くなることもあります。
船内に車を入れると、頭からではなく、バックでレーンに止めるように言われます。車の乗船ゲートと下船ゲートが同じなので、頭から突っ込んでしまうと降りるときバックになってしまうからです。船内で切り替えして、バックで駐車しましょう。
そして駐車したらしっかりとサイドブレーキを引きます。その後、鍵を施錠しスタッフに返却します。そうすると、何人かがかりで一斉に車をしっかり固定する作業にかかります。いくら大型フェリーといっても航行中はやはり揺れます(特に冬期の対馬海峡は揺れます)、のでサイドブレーキだけではなく、車自体をしっかりと船体に固定することが大事なのです。
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| ▲キズ確認の書類と車の積載スタッフ。 |
そして固定がおわったら、その場でなにやら車の絵が書かれた書類へのサインを求められます。実はこれ、車のキズの確認のサイン。レンタカーを借りるときなどにありますが、航送の事前事後でキズが増えていないかを確認するものです。
ここでは、乗船に先立って現状ついている傷を確認します。たとえばバンパーにキズがある場合、スタッフが用紙のバンパーにチェックを入れますので、それを自分でも確認して、氏名をサインします。もちろん日本語でOKです。
この用紙にはもう一箇所サインするところがあり、今度は韓国上陸後に、傷の確認をします。ここでもし、キズが増えていれば、サインをせずに指摘することになるわけです。意外にも!?車の扱いについてきちっとやっているなぁ、と感じられる一面です。
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| ▲車を止めて、客室に戻る途中のカーデッキは、トレーラーでいっぱい。 |
そしてサインがおわったら積載スタッフといっしょにふたたびエレベータにのり客室フロアへ移動、これで乗船は全て終了です。
あとは一般の乗客と同じく、翌朝までフェリーライフを楽しむことになります。
なお、これは一般的な話しですが、どこの国でも出国よりも入国の方が厳しい審査になります。どこの国も自分の国から出て行く人やモノのチェックはそれほどしませんが、よそから入ってくる人やモノのチェックは厳しく行う、というわけです。ヘンなものが入ってきたら困るからです。そんなわけで、大阪においても出国よりも帰国のほうが大変で面白い?イベントが待ち受けています!それは帰国のところで紹介します。
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| ▲夜のデッキに出てみると、イルミネーションがいっぱい。なんだか夜の韓国のネオン街みたい。 |
さて、乗船中にはレストランやカフェなどでくつろぐのもいいですし、サウナで海を見ながら湯につかるのもいいものです。
あとは、甲板に出てぜひとも明石大橋を眺めてみましょう(ときどきアナウンスで甲板外出禁止と放送しているときもあるので注意)。
出航して1時間半もすれば早速明石大橋です。間近で見るとさすがになかなかの迫力です。その後も瀬戸大橋、来島大橋と出港から深夜にかけて3つの大きな橋をくぐることになります。これは必見です!
また、未明には関門大橋をくぐっていよいよ玄界灘、対馬海峡へと向かいます。このあたりはさすがに寝ていると思いますが、次に起きたころに見えるのは、おそらく対馬。朝8時〜9時くらいには対馬のそばを通ります。
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| ▲大阪を出港したフェリーも、一夜明ければいよいよ韓国釜山(プサン)へ到着! |
・・・ということは、朝起きてもまだ日本なんですね。さすがに大阪から行くと韓国は遠い、と感じます。しかしここからは早く、それから1,2時間もするとやがて日本の携帯電話も通じなくなり、もう韓国釜山(プサン)に到着です。
なお、冬場の玄界灘、対馬海峡ははっきり言ってゆれます。大型船なので、小型船と比べるとそれでも大分ましなのだとは思いますが、それでもゆれます。船酔いの可能性のある人はよいどめを持っていっておいたほうがいいかもしれません。
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