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パンスタードリーム号の韓国への出発の窓口である、大阪国際フェリーターミナルは、大阪市中心部にありますが、実は少しはずれているため、周囲は意外にも閑散としています。ちょっとした食事や買い物にもしばらく歩かないとたどり着けません。
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| ▲さすが、国際ターミナル。日・英・韓・中と4ヶ国語で表記。 |
手続きが終わって時間が空くようなら、ごはんを食べに行くのも手です。周辺の施設までは少し距離があり、15分くらい歩けば、WTCコスモタワーがあります。また、シャトルバスが30分間隔で運行しているので、タイミングがあえばそれを利用してもいいでしょう。
フェリーターミナルからでも一目でわかる圧倒的に高い建物、それがコスモタワーですので、直接ここを目指して歩きましょう。中には各種レストランやコンビニなどの売店が入っていますので、忘れたものがあってもここでそろえることができます。
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| ▲中国、上海行きのフェリー「蘇州號」も停泊している。 |
また、大阪港国際フェリーターミナルには、実は韓国行きのパンスタードリーム号以外に、中国行きの「新鑑真号」「蘇州號」も就航しています。
そんなわけで、たまたま曜日とタイミングがあえば、韓国行きのパンスタードリーム号と中国行きの蘇州號とがダブルで停泊している!なんていう迫力のある場面に出会うことも可能です。
ちなみに、中国に行くのには、3日かかるそうです。火曜日に出たフェリーは木曜に上海に着くとのこと!いつの日か、マイカーで行って見たいですね!
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| ▲眺め抜群!のターミナル3階の展望室。でも…。レストランなどはありません。 |
さて、そんなターミナルですが、3階建てになっています。遠くから見ても一目でわかるインパクトのある形をした建物です。
1Fがメインで、フェリー会社のカウンターや出国ゲートなどがあります。2Fは自販機のみ、3Fは展望ラウンジとなっていて、建物にはとても迫力があります!…が、設備的にはいすと机、それに自動販売機がいくつかあるくらい、と静かな感じです。
ただ3Fからは屋外に出ることもでき、大阪港全景や停泊しているパンスタードリーム号などをベストアングルで見ることができます。まさに展望台です。あとは、たくさんのコンテナがせわしくフェリーに積まれていく様子や、韓国の活魚トラックと日本の活魚トラックとが相並んで、取ってきた魚を積み替えている様子も見ることができます。
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| ▲日韓トラックのツーショット。国際ターミナルならではの光景。 |
ターミナル内の雰囲気は、もう半分韓国です。各種案内は日本語だけではなく、韓国語でも併記されていますし、耳に入ってくる周囲の乗客たちの会話も、日本語ではなく韓国語が大半です。
そう、このパンスタードリーム号は日本人よりも韓国人の乗客の方が多いフェリーなのです。特に、韓国の修学旅行生たちもよく利用しているようで、韓国の高校生などの団体が乗っている場合はよりにぎやかな船となります。
そして乗客の中で忘れてはならないのが、「アジュンマ(韓国の迫力のあるおばちゃん)」たちを中心とした「担ぎ屋」と呼ばれる人たちです。
彼女らは、韓国と日本を行き来しながら日本で買ったものを韓国で売り、韓国で買ったものを日本で売り…ということで商売しています。そんなわけで、「手荷物?」の量がハンパじゃない!のです。
ありえないくらいの荷物を手荷物として持ち込むがために、乗船手続き時間あたりのターミナル駐車場は物流センターと化します。トラック横付けでバンバンダンボールを積み下ろしていきます。あっという間にターミナル内もダンボールの山、山、山…、とても凝ったモダンなデザインのターミナル外観からは想像もつかないくらい周囲は混沌とし、あっちゃこっちゃと台車が行きかう、せわしき空間へと豹変します(車の手続きは午前中なので比較的ラクですが)。
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| ▲ターミナル前でもお構いなし、バンバン「手荷物!?」の積み下ろしをするアジュンマたち。 |
このがちゃがちゃした雰囲気こそ、まさに韓国。韓国の「市場」の雰囲気にも似ていて、韓国に行く前なのに早くも韓国を体験できてしまう、フェリー旅行の楽しみなのかもしれません。飛行機では、こうはいきません。
また、担ぎ屋のおばちゃんたちは運んでナンボですから、1品でも多く運ぶために中には私たちのような旅行者にも「これをもってほしい」とか「(フェリー内の免税店で)あれを買ってきて欲しい」などと頼んでくることがあるかもしれません(彼女らは日本語がとても上手)。
免税で持ち込める一人当たりのアルコール量などが規定されている関係で、周りの人に頼んで買ってもらってでももっていってもらおう、というすさまじい商魂なのです。
が、これにはパンスターフェリーも黙って入られない、と繰り返し「他人に頼またからといって、他人の物を運んではいけません!」と放送が流れ、しっかりクギをさされます。
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